学校紹介

学校長より

 小諸商業高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
 校長の坂口健之と申します。
 小諸市は、「小諸出て見りゃ浅間の山に今朝も三筋の煙立つ」と小諸馬子唄にうたわれる雄大な浅間山のふもと、信州東部に位置する詩情あふれる高原の城下町です。江戸期には北国街道の宿場町「小諸宿」として発達を遂げ文明開化から昭和初期にかけては、一大商都としてにぎわいました。
 本校は明治39年創立以来一貫して商業教育を継承し続け、全日制と定時制が併設された商業の専門高校です。地域とのかかわりを大切にし、地域産業や地域社会との連携・交流を深めた実践的教育を推進しております。社会とつながり、人とつながることによる人づくりを目指すなかで、様々な活動を繰り広げております。
 販売実習とキッズワークを中心とした実践である「模擬株式会社スマイル小商店街」、商売の楽しさ、商業の重要性を小学生とともに学び合う機会の「小高連携事業」、佐久平総合技術高校と高校の垣根を越えた酒造りや、千曲川ワインバレー特区に指定された小諸市のワイン造りなど地域産業を学ぶ「企業連携事業」、年間15回におよぶ企業との同時並行的な学び「デュアル実習」、本校には地域の皆様方にご支援をいただき、素晴らしい資源を活用させていただいている多くの学びの場があります。また、2022年度より「ビジネス探究プログラム」において、多様で複雑な経済社会の中で、自分の考えをしっかり持ち、自分の言葉で表現できる人財を育成するための教科横断型の課題解決型学習を実施しています。
 現代は変化が激しく不確実なことがらばかりです。明確な課題が与えられ、それに対してどのアプローチを取れば正解かを考えるというような時代ではなくなってきています。正しい答えがいくつもあり、また時には存在せず、一人ひとりの幸せや価値観も異なる中で、みなで悩みながら、納得解を生み出していく必要があります。このような時代を生き抜くためには、柔軟に周りの人とかかわりあいながら、自ら道を切り開いていく力強さが求められます。本校では、前述したような協働的な学びの場であるさまざまな実践を通し、予測不可能な現代をたくましく生き抜いていく生徒を育ててまいります。地域の思いをしっかりと受け止め、地域に愛され愛する小商生、地域に貢献できる小商生の育成を全職員で力を合わせて行ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

長野県小諸商業高等学校長 坂口 健之

教育目標

教育諸活動を通して、個人の尊厳と協調の精神を体得させ、民主的な国家社会の形成者たる資質を培うとともに専門教育により、広く国民経済における商業諸活動の担い手としての有為な人材を育成する。

グランドデザイン・3つの方針・スクールミッション

校歌

校訓

高潔なる品性を養い 協調親和を旨とせよ
心身の鍛錬に努め 修学に専念せよ
職能に練達し 有為なる人材となれ